GSX-R1000Rに乗ってから11000キロ走ったある日のこと。
チェーンの清掃をしていたら、リンクの隙間から黒い紐が飛び出ていることに気づいたんですね。
おや？と思い、摘まんで引っ張って見る。
なんと、びょーんと伸びたんですね。これが。
その時、私は心臓を掴まれたような思いでした。「終わった」と。
リンクのOリングが切れて、飛び出していたんですよ。
また出費か・・・と、悔しい気持ちでいっぱいでした。
雨の後や塩カルを踏んだ後などは、なるべく早く清掃・注油を行って、ベストな状態にしているつもりでしたから。
あと10000キロは走ってくれるものだと思い込んでいましたから。
まぁ、切れてしまったものは仕方がないので、交換することにはしたんですけども。
どのチェーンにするかって話で。
決まってたんですけどね。
私は、去年の梅雨時期も、真夏も、雨の中を走っています。雨だとわかっていても走りました。
ですので、一般的に耐久性が高い？と言われているゴールドチェーンがどんなものなのか試してみようと思い、値段は張りますが購入してみました。
DIDのZVM-Xというチェーンですね。かっこいいでしょう？
ちなみに、純正にもDIDのロゴが入っていたので同じグレードのものだと思われます。
チェーンが金色でかっこいいかなって思っていたんですが、車体全体を見ると似合ってないんですよこれが。
金色がキラキラしすぎ。車体も白と青ですし。
ちょっと悲しくなりました。
まあ、メッキ加工されているので錆びにくいってことで選びましたし、見た目は気にしないことにします。
で、走った感じですけど、雑魚の私には、なーんにも変化が分かりませんでした。
交換前とまったく同じです。
そりゃあ、そうだよねって感じなんですけども。
交換した感触が分からないなら、純正チェーンの状態を記録しておけば良かったなと後悔しています。比較して、感覚で分からないところを理解したいと言いますか実感したいと言いますか。
そんなこんなで今回のチェーン交換から記録を取って、次の機会に活かそうと思いました。
車体全体は、どうせ近いうちにR1と写るでしょうから、その時まで。
いや、ほんとださい。
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